中古PCに長期保証・延長保証はつけるべきか
- 新品ノートPCの場合、だいたい3年以上で少しずつ問題が出てくる
- 中古PCの場合は経年による、経年は通常わからないが、こうして推定する
- 保証は使うかどうかが要、自分で(延長保証等を利用したことがあるか)過去を思い出してみよう
中古パソコンだと通常は初期不良程度の十数日間程度の短期保証、もしくは1~3ヶ月程度の短期保証という場合が多いかと思います。ごく一部に年単位の延長保証がつけられるものがあるようです。(ソフマップなど)
なんとなく壊れる時期、私は中古PCもたくさん買っていますが新品PCもかなりの遍歴があるので、おおむねわかるんです。
新品ノートPCの場合、だいたい3年以上で少しずつ問題が出てくる
新品PCで3年保証をつけますよね。そうするとだいたいその保証が切れた頃に、部品の一部が摩耗して取れてきたりするんですよ。デスクトップは清掃・接触さえきっちり見ておけばそんなに劣化はしないのですが、ノートPCだと部品が一体化していることもあり劣化は顕著で、「(頻繁に持ち歩く人の)ヒンジ」「(使用頻度の高い)キーボードの特定のキー」辺りから問題が出てくることが多いです。またそのくらいになると買ってる自分も気が緩みますから水をこぼしたりとか。
だいたいトラブルは、3年過ぎたくらいで来るような気がしています。
なので僕は新品だったら、延長5年保証つけちゃいますね(か、つけずにその頃には買い換えるか)。
中古PCの場合は経年による、経年は通常わからないが、こうして推定する
中古の場合も(保証をつけるにあたり)そのくらいを目処にすると考えやすいかと思いますが、とはいえ中古の場合、この商品(最初のユーザーに)いつに買われたものか、(発売から)何年経年したかって、だいたいお店のPOPには書かれていないことが多いですからわからないですよね。それがだいたいわかる方法があります。
まず、あなたが買う中古PC/買った中古PCは 品番(色以外の細かい枝品番まで入れて)でググって下さい。
すると、だいたいメーカーの公式HPが残っていたり、あるいは価格COMなどのページが残っていたりしますが、そこには「発売年」が書いてあったりします。
新品パソコンはモデルチェンジが激しく、季節ごとに発売があったりします。そのため(新品時)発売年からだいたい1年以内、あるいは長くても(アウトレット等で)2年内の間に買われていることがほとんどなので、それで経年は推定できると考えられます。製品の案内に XX年春モデル など、時期が書かれている場合もありますね。
まあそれで「手荒に扱われているようなら」中古購入時点で新品時発売から3年経過していると、かなりへたっていることが予感されます。
「きれいに前オーナーに使われていて使用頻度も高くない」ようなものであれば、事実上新品と変わらない劣化度が低い状態ということも有りえます。
保証は使うかどうかが要、自分で(延長保証等を利用したことがあるか)過去を思い出してみよう
前記のようにおおむねで経年を推定をすることは可能ですが、結局、数年契約の延長保証ができるお店があっても、最後は自分が過去に入った延長保証の類で「(過去に保険を)請求したことがあるか?」ということを考えてみたほうがいいでしょう。
請求したことがあるなら保証に入ったほうがいいでしょうし、なければもう少し考えてみてもいいかもしれない。
たとえば中古PCなら値段が新品よりも大幅に低く容易に買えますから、保証をつけずに毎年買い換えるくらいの勢いであれば、保証はいらないのですよね。とはいえ、いらないのは長期保証であって初期不良などもあるので、保証システム自体は短期であっても、あるお店を利用されたほうがいいですよ。